古民家を探す際には耐震性を確認しよう

賃貸物件として古民家を希望している方は少なくありません。古民家の最大の魅力は、時間の経過によって趣のある住宅へと変化する点です。また、古民家は熱を遮断する茅葺屋根を採用していることが多く、暑い夏でも涼しく過ごせるのも魅力です。ただ古民家の賃貸物件を探す場合、耐震性がきちんと備わっているかチェックする必要があります。古民家とは50年以上前に建築された住居を指すので、耐震性が弱いケースも少なくありません。すなわち、大規模な地震が襲ってきた時に耐えられない構造の可能性もあります。現在の新耐震基準は1981年に改正されているので、1981年前に建てられた古民家は、リノベーションによる耐震補強が必要といえるでしょう。

水回りをチェックしよう

古民家の賃貸物件を探す際には内見でキッチンやトイレ、バスルームなどの水回りを確認することが大事ですよ。そもそも古民家の水回りは現代風の設計になっていないため、現代の建築構造に慣れて生活している場合、使いにくさを感じることも少なくありません。トイレや料理、お風呂は生活する上で欠かせないものですよね。不便だとストレスを感じてしまうので、必ず確認した方が良いでしょう。また、古民家によっては雨漏りが起こるケースもあります。とりわけ天井裏の柱が腐っていると雨漏りが起こりやすいので、内見時には面倒くさがらずに柱の状態を確認しましょう。一見きれいに見えても内部が腐っていることもあるので、きちんと調べましょう。もしも雨漏りが見つかったら、リノベーションの検討が必要です。

札幌は道庁所在地であることから、交通機関や商業施設などが充実しています。こうした利便性の高さから、札幌の賃貸は住みやすく人気のあるエリアとなっています。